【現役事務職/一人暮らし】 こむぎNOTE

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事務職の残業時間とテレワーク事情

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「事務って残業あるの?在宅勤務なの?」

二十代・正社員・現役事務職の私の経験をもとに、今回はこのテーマにお応えしていきたいと思います。

 

■こんな疑問を持った人におすすめ■
  • 実際の残業時間は?
  • コロナ禍で在宅勤務に切り替わった?
  • 今後の働き方は?

 

残業代を稼ぎたい人もいれば、定時退社を望んでいる人もいるでしょう。
事務は基本デスクワークなので、どの程度の業務の割合がテレワークに切り替えられているのか知りたい人も多いと思います。
勿論会社によって環境は異なりますが、事務職を検討されている方は参考までにぜひご覧になってください。

 

  目次

 

1.残業時間と残業代

私は2社で事務職経験があります。
まずはそれぞれの会社の特色を簡単にお伝えします。

 

①A社
・建設会社(ゼネコン)
・創業80年ほどの昔ながらの会社
・所属→一般職 / 総務部の支店事務

 

②B社
・不動産管理会社
・創業30年ほどで社員の平均年齢が若い
・所属→一般職 / 賃貸部の支店事務

 

結論から申し上げますと、どちらの会社でも残業はほぼありませんでした!
つまり残業代も稼げません!

私自身は定時退社を重視しているので、残業代が稼げないことは全く問題ありません。
しかし、皆様の中には一般事務職でガツガツ残業代を稼ぎたいという方もいると思うので、その場合は事前に面接等で調査する必要があります。
余談ですが、A社にいた頃は、たとえ残業したとしてもサービス扱いで、業務超過分の給与が振り込まれることはありませんでした。
現在所属しているB社についても、定時から30分は「強制休憩時間」とされ、1円も払われません(実際は休憩してる人なんていない)。
このように、そもそも残業代がでない企業も存在してるので、それは事務職に限らずお気をつけください!

私の場合、A社・B社ともに8時から17時が勤務時間となっているため、定時退社後はそこそこプライベートな時間がとれます。
この時間を使ってブログもできているので、個人的にはおすすめです。

 


2.在宅勤務一切なし!週5フル出勤!

コロナの影響で、PC業務の職種はテレワークになった人も多いと思います。
事務職についてもパソコン業務なのでオンライン業務になる、かと思いきや、今まで私は一度もテレワークというものをしたことがございません。 週5フル出勤です。
コロナが流行ってからB社に転職したので、コロナ禍初期の頃はA社にいましたが、どちらの会社でも在宅勤務にはなりませんでした。
取引先等を見ていると、大手企業の事務では在宅勤務の環境が整えられていることが多いですが、中小企業の事務はまだまだテレワークが難しい印象です。
なので事務職かつ在宅勤務を狙っている場合は、会社の業種と規模をしっかりと調べた上で、担当者に働き方の現状を聞くのが無難です。

 

 

3.現在フル出勤の場合は今後も現状維持の可能性大

あくまで私の推測ですが、 今の時点でテレワークができていない事務職については、今後も在宅勤務になる可能性は低いと思います。

コロナがこの世に現れてから数年経っても環境が整えられていないのは、【会社の方針】【個人情報の取り扱いを危惧】【資金不足】など、様々な問題があるためだと思います。


ただ、会社に働き方を整備する力があるのであれば、もうとっくに在宅勤務になっているはずです。


事実、週5フル出勤の私の職場は、オンライン業務に移行する目処が全く立っていません。
目処がないというより、もはや在宅勤務をさせる気がない、とも言える状況です。
そのため、【事務=パソコン業務=在宅勤務】という式は必ずしも成り立ちません。


退勤した瞬間帰宅している気分がどんな感じなのか、私も知ってみたい人生でした。。

事務職の電話対応事情

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「事務の電話対応事情を教えて!」

二十代・正社員・現役事務職の私の経験をもとに、今回はこのテーマにお応えしていきたいと思います。

 

■こんな人におすすめ■
  • 事務職への転職を考えている方
  • 電話対応に不安のある方
  • 事務員になったばかりの方

 

私自身もそうですが、電話対応が苦手な方は多いと思います。

しかし事務職と電話は切っても切れない関係です。

今回はそんなリアルな電話事情を記述していきます。

 

  目次

 

1.電話対応による精神的負担

会社には、様々な問い合わせの電話がかかってきます。
そしてそれをワンコールでとるのは、私たち【事務】です。
私は2社で事務経験がありますが、ツーコール鳴ってしまうと「とるのが遅い!」という雰囲気がどちらの会社でも流れました。
電話は事務の仕事、という雑草のように根強い意識が社内で存在しているので、事務でない人は基本一切電話はとりません。

しかしこの電話対応、とにかく精神衛生によくないんです。

当然クレームのお電話もあるので、こちらが「お電話ありがとうござ」まで言ったところで「あんたたちさあ!」と怒鳴られることもあります。
打たれ強いタイプの人は数ヶ月いれば慣れますが、あまりの怒気に手が震えてしまう子がいるのも事実です。
実際、私も事務職になったばかりでポメラニアンのような目をしていた頃は、電話がとにかく嫌でした!


入社したての頃はただでさえ何もわからないのに、更にわからない質問をされるので、パニックになるのは当たり前です。
タピオカミルクティーを知らない江戸時代の人に「タピオカって何の材料でできてるのよ!?答えなさいよ!」と言っているようなもんです。
結局電話が原因でストレス過多となり、辞めていった人を何人も見てきました。
精神的にきつい業務にも関わらず、比較的入社すぐに電話対応はさせられることが多いので、理不尽な怒りをぶつけられても「知らんけどとりあえず謝っておこう!」というハートが必要です。

 

2.メモ地獄

ある時間にぱったり電話がやむこともあるのですが、逆になぜか突然電話が集中することがあります。
電話をとって内容を聞いて、担当者に引き継ぐ前に新しい問い合わせを受電。それを3回繰り返す、なんてことも「電話対応あるある」です。
そのため、デスクの上は自分しか読解できない文字で書かれたメモが散乱します。ひどい時はメモが殴り書きすぎて、自分でも読解できませんでした(笑)


おそらく現役事務さんなら経験していると思いますが、「いい加減鳴り止め?落ち着け?」と思うレベルで外線が光ることがあるのです。

そんなときに起こりやすいのが「どのお客さんがどの番号か分からなくなる事件」です。

問い合わせ内容はしっかりメモをしているのに、いざ担当者に引き継ごうとした時に「番号どれ?」となる事件を私は複数回起こしています。ごめんなさい。
少ない電話ならば着信履歴を見ればいいのですが、電話をとりすぎてその問い合わせが何個前にとった履歴のものなのかわからないんですよね。

しかし番号がなければ引き継がれた担当者も困ってしまうので、「名前と電話番号の下4桁」は横並びに最低限記録することをお勧めします。
下4桁さえわかれば高い確率で着信履歴から番号を断定できますし、名前と番号さえ分かれば最悪詳細内容はもう一度聞けばいいです!

最近は録音機能のあるシステムを取り入れて、電話を切った後にPCから電話内容をもう一度聞ける会社も増えていますが、まだそのような体制をとっていない企業も多いです。
ちなみに事務職の電話メモ消費量はとんでもない量なので、可愛いメモを使うのは個人的には勿体無いような気がします。
基本殴り書きで、用が済んだらシュレッター行きなので、電話メモは会社の不要な裏紙で十分です(半目)。

 

3.勇気を出した分だけ自分が楽になる

事務職の最初の関門と言っても過言ではない、電話対応。
おそらく現役事務の皆さんは、ドキドキバクバクしながらとった最初の電話を思い出すだけでも、頭を抱えたくなると思います。
すぐにフォローしてくれる優しい先輩が隣にいればまだ耐えられますが、そうでない環境の場合は着信音を聞くだけでゲロを吐きそうになります。

しかし、安心してください。

3ヶ月とにかく電話をとっていると、分からないことがグンッと減ります。そして着信音にビビらなくなります。
電話やだなぁでたくないなぁと思って、新入社員の頃に電話にでないと、半年経っても電話対応が1人でできない事務になります。

新入社員の間は周りに沢山聞いても「新入社員だし分からないよなあ」という気持ちがあるので、どんなに聞いても問題ありません。嫌な顔をしてくるような先輩がいたらそいつがおかしいので、「お前覚えとけよ」と思いつつ夢の中でぶっとばしていいです。
しかし、3ヶ月も経つと「もうある程度できるっしょ」という雰囲気がオフィスで出てきます。

実際、果敢に電話に挑んできた勇者は、3ヶ月後にはだいたい落ち着いてます。

しかし他の人に任せて電話をとらなかった人は、当然数ヶ月経ったところで突然できるようになるわけもなく、いつまで経っても電話に怯えます。

そのため、本当に最初は辛いと思いますが、心を無にしてがむしゃらに電話をとっていくと3ヶ月後には着信音恐怖症が改善されやすいです。

忘れてはいけないのは、クレームがきたとしてもそれは貴方個人に向けられたものではなく「会社に向けられたものである」ということです。
理不尽にありえない言葉をぶつけてくる人間もいますが、そんな人のために傷つく必要はありません。
あくまで電話をとった人は「会社への問い合わせを受けた人」でしかないので、1人で抱え込まず、周りを巻き込んで解決していきましょう。