【二十代】正社員事務の給与公開
「事務の給与を知りたい」
今回はこのテーマについて、二十代現役事務がお答えしていきます。
- 二十代現役事務の給与公開
- ボーナスってあるの?
- 昇給できるの?
地域や会社の規模よって雇用内容は変わりますが、参考までに私の経験した2社を簡単にまとめます。
どちらも神奈川県の中小企業で、正社員での雇用です。
①A社
・建設会社(ゼネコン)
・創業80年ほどの昔ながらの会社
・所属→一般職 / 総務部の支店事務
②B社
・不動産管理会社
・創業30年ほどで社員の平均年齢が若い
・所属→一般職 / 賃貸部の支店事務
目次
給料公開
早速ですが、普段の月給の手取り給与は、下記の通りです(A社B社ともに毎日定時ダッシュのため、残業代は含まれていません)。
A社:180,608円+交通費(1年目〜2年目)
B社:164,082円+交通費(1年目〜2年目)
手取りを平均すると、172,345円!
転職して給与下がってる件はまた別の機会でお話しする予定なので、今は無視してください(笑)
安いですが、現在私は神奈川の新築1Kで一人暮らしをしているので、一応その程度の生活はできます。
犬や猫を養うのは難しいですが、ハムスターなら責任持ってしっかりと育てられるくらいですかね。
ただし事務は大人気職なので、この程度の低い給与設定でも数多く応募があります。なので高月収の事務の募集はかなり少ないです。
そのため高い月収を狙うのであれば、総合職の事務になるか、大手企業の事務職でないと厳しいです。
正社員でも手取り15万以下の会社もザラにあるので、事務職というワードに釣られすぎず、自分が許せる最低条件をしっかりと決めると良いです。
賞与あるの?
賞与については、月給の低い事務は特に気になるポイントだと思います。
結論から言うと、私の経験したA社・B社はともに年3回(夏/冬/決算)のボーナスがありました。
これだけ聞くと「ボーナス多いやん!」と感じるかもしれませんが、金額自体は低いです。
具体的には、A社では年間75万、B社では年間35万の賞与でした。
正直総合職でないと一般的なサラリーマンほどの賞与は貰えませんが、「今時賞与がある事務求人なんてない」というのは迷信です。数が少ないだけでちゃんとあります。
「コロナ禍だし正社員ってだけでもいい方だろう」とつい思ってしまう気持ちはとてもよく分かりますが、年に数回のボーナスがもたらす幸福度は凄まじいです。
ぜひ諦めないで、粘り強く探しましょう!
昇給する?
多くの会社で昇給制度はあります。
しかし事務職はサポート役になることが多いので基本的に「会社の利益を出す」部署ではありません。
そのためガンガン昇給することは珍しく、緩やかに少しずつ、1年ごとに千円〜3千円くらい給与が上がってるかな〜くらいのレベルです。
しかし正直そんなチマチマやってられないよ!って人の方が多いですよね。
そんな方は、資格手当を狙うと良いです。
参考までに、私の会社は不動産業界なので、宅建を取得すると月給が1万円アップします。
一般的に共通して事務でよくある資格手当は、簿記やFPです。
給与が低いことで有名な事務職ですが、保有資格によっては提示されている給与より数万円高く出来ることがあるので、努力次第では生活に余裕をもてます!
繰り返しになりますが、普通に過ごすだけではなかなか給与は上がりません。
手っ取り早く給料アップを狙うには、会社が指定している資格手当を狙いましょう!